独断と偏見のヴァイスブログ

ヴァイスの話します

CCさくらクリアカード編 先行公開

CCさくらクリアカード編のブースターパックから13枚が先行公開されました。
https://ws-tcg.com/products/ccs-clear-bp/
ので、備忘録程度にレビューを書きます。


"CLEAR"木之本桜
透明なきもち
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【基本スペック】
パッケージにもなってる目玉カードのL3桜ちゃん。 CX連動を含む3つの効果を持ってます。
①フロント1,500パンプ
②CXコンボ:アタック時に2コスト1ハンドで控えの固着(イベント)の枚数分バーン
③CXコンボ:②を使った時に、相手を倒したら1点回復
②と③の効果が別個なところは重要なポイントです。 バトルで勝てなくてもバーンは出来ます。

フロントパンプで面を取り、バーンで詰め、ヒールも出来る上に対応が扉なので汎用性の高い、わかりやすいフィニッシャーです。
専用サポートカードも存在し、対応が扉なことからデッキも組みやすいです。
フロント1,500はL3での面取りにやや重きを置いた今環境にマッチしています。 サポートカードにより複数枚並べることも容易でしょう。

カードの性質としては、cipヒール+2コス1ハンバーンのシノンバーン(最後の一撃 シノン)サイクルと似ており、その中でも控え室のイベントを参照する点でバンドリの香澄("はじまりの音"戸山香澄)に近いですね。 大きく違うのはヒールがcipかcx連動かつリバース要求かという点です。

【ヒール方法の違い】
前項の最後で書いた通り、この桜ちゃんはcxを貼った上でコストを払い、相手をリバースさせるという中々ハードな条件を満たさないと回復出来ません。
これはヒール役という観点で見ると、cipヒールと比べて以下の点で大きく劣ります。
・cxを引けないと回復が出来ない
・リバース回避イベント(進撃やサマポケなど)に邪魔される
・3-6かつ山が少ない状況の時、メインで集中など山を削る行為が出来ない
・(このカードの場合)面取りに優れているため、返しのターンで回復のための的が居ない状況になりがち
具体的にダメレで負けて3に先上がりし、ヒールしながら時間を稼ぎ、ソウル2でダメレを縮めたい状況に不向きです。
私はデッキビルディングの時にこのようなカードのヒールはあくまでおまけとして捉え、ヒール枠としてカウントしないようにしています。

面取りという特徴を上位後列により更に伸ばせるか、という点もこれから注目したいポイントです。


"大事なこと"大道寺知世
Maison de Tomoyo
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先の桜ちゃんをサポートしてくれるカードです。
知世ちゃんの効果を使うと、任意の手札1枚を控え室の桜ちゃんのように扱えるため、L3のカードを持ち続けるリスクを低減出来ます。
また、イベントの下の効果は詰めに使うcxを確実に握れるかなり珍しく、かつ有力な効果です。 このカードのお陰で扉cxでも握り続けずに、リフレッシュの際にcxを8枚返しやすくなります。
オマケ? の効果であるパワーパンプも面取りに向いた上記の桜ちゃんと好相性です。
全体的に強いカードですが、イベントは単独で仕事の出来ないL3のカードという一番腐りやすいカードで、それを指定している知世ちゃんもまた腐りやすいカードであることは忘れないようにしましょう。

知世ちゃんの作った服(イベント) で桜ちゃんがバトルコスチューム(L3)になる。 原作再現カードです(まだCCさくら視聴中)


固着
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4色に存在する同名イベントです。 先ほどの桜ちゃんを始め、色々なカードで指定されてる原作通りのキーカードです(いや知らんけど)
4枚とも固着であることに代わりはないので、効果や色で選びましょう。
赤固着⇒単純なドロー効果、運が良ければcxやイベントも握れます。 この先デッキトップを見られるカードが来れば有用になるでしょう。
黄固着⇒黄色らしくサーチ効果とツインドライブ&パンプ、メインに細かくストックを使えることとツインドライブにより綺麗なストックを積みやすくなります。
緑固着⇒緑らしく手袋効果、共鳴により相手に見せ続けることで牽制出来ます。
青固着⇒青らしくサーチ効果(さっきも書いた) 山札から2枚もカードを抜けるため、瞬間的に山が固くなります。
単独では黄と緑の固着が有用に見えますが、先のL3桜ちゃんと組み合わせると既にデッキが3色になるため、考えどころです。


"『記録』せよ!" 木之本"桜
"ふしぎなカード" 木之本桜
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固着を握るためのカードです。 イベントは簡単にはサーチ出来ないため、イベント中心のデッキにはこれらのような効果は重要です。
緑の方は手札をコストに控え室から、黄の方はダメージをコストに山札から、黄は序盤は使いやすいものの終盤はコストが重い。 緑はコストは支払いやすいものの一番大事な序盤に使いにくいと一長一短です。
緑の方を使って手札1枚をコストに黄固着を握ると、ちょうどニセコイの楽+黄ペンに近い動きになります。 個人的にはニセコイやミリマスなどのイベントを挟む確定サーチ、回収は好みです。


"チャイナ服コスチューム" 木之本桜
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手札の固着を見せることでデッキの上から3枚を見て好きなカードを加えられる、共鳴ゆんゆん(待ち伏せゆんゆん)と似た効果です。
あちらと比べて、タイトル内の(おそらく)全てのキャラを選べる代わりに、選べる枚数が1枚減っています。 選べる枚数が減ったのは厳しいですが、あちらが規格外のパワーカードだったので、まだまだ強いでしょう。
ゆんゆんと違って自力で共鳴元を握れないため、如何に固着を握りにいくかを構築段階で考えておく必要があります。
面に貢献する能力を持っていること、共鳴元が序盤から有効に使えるカードであることはゆんゆんにはないメリットです。


"夢の時計" 木之本桜
夢での邂逅
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固着を条件に6,000出る1連動 先の共鳴や緑固着と組み合わせると連動にも関わらず面を取ることも出来るでしょう。
とはいえ、控え室に行きにくいので先の共鳴とあまり相性がよくないこと、能力の都合上緑固着で奇襲的にパワーアップともいきません。
あまりに積極的に使いたいカードではないでしょう。

どの桜ちゃんも可愛いですね。 CCさくらを履修しながら発売を待とうと思います。