独断と偏見のヴァイスブログ

ヴァイスの話します

今日のカード 7/26

今日の新規は3枚です。 早速行きましょう。


"真剣なまなざし"李小狼
"羽ばたく翼"木之本桜
空中散歩
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フィニッシャーになれる小狼くんと桜ちゃんのカードです。

【基本スペック】
小狼くんと桜ちゃんの効果は繋がっているので、ひとつずつ整理していきましょう。
①桜ちゃんを手札から舞台に出した時、1コストを払うことで小狼くんを控え室からノーコストで舞台へ
小狼くんは桜ちゃんの効果or手札から場に出した時、手札を1枚捨てることでクロックを1枚ストックへ送る(千鳥ヒールとか、ストブヒールとか呼ばれてます)
③レベル置き場に羽ばたく翼桜ちゃんがあるなら、羽ばたく翼桜ちゃんのパワーが2,000アップ
④桜ちゃんがアタックした時、連動CXがあるなら手札2枚とストック2枚を消費して、自分と"小狼"1枚に『バトルに勝った時2ダメージを与える』効果を与える

ざっくり書くと、手札から出した時1コスト払うことで控え室から場に出し、その二枚にバトルに勝った時のバーンを与える連動効果です。

【ローコストなフィニッシャー】
これらのメリットはとにかくローコストなことです。 まず桜ちゃんの釣り上げ効果は通常より1コスト少なくL3を2枚(=ソウル2のカードが2枚)並べられますし、連動のコストはそこそこ重いですが2枚の効果が噛み合うことである程度ローコストになっています。
具体的に書くと、桜ちゃん達を出す前のターンにストックを使いきっていたとしてもアタックで3コスト貯まるので、その時点で手札4枚(内桜ちゃんと連動CX)が存在していれば連動は成功します。 ストックが4枚残せていたり、クロックドローが出来たりすればさらに必要な手札の枚数は減ります。
宝CXは手札に加えやすいことを考えれば、ローコストなフィニッシャーと言えるでしょう。

【問題点】
しかし、これらのカードには問題点も存在します。
①L3のスペースを圧迫すること と、②リバース要求だけどパワーに不安が残ること です。
①L3のスペースを圧迫すること ですが通常のデッキのL3の枠は7~10枚くらいです。 対して桜ちゃんのような釣り上げ方式のカードはだいたい 桜:小狼=2,3:3,4が適正と言われており、桜ちゃんをレベル置き場に置きたいことを考えると、桜ちゃんの方も最低でも3枚は積みたいところです。 そうなるとレベル3の枠をほぼ埋めてしまいます。 これの何が問題かと言えば、フィニッシャーがこのセットに限られてしまうことです。 このセットはリバースを要求するため、相手がリバース要求を避けやすいデッキの場合苦戦が予想されますし、その時に別のフィニッシャーに頼るという選択肢が取りにくくなります。
ざっくり言えば、不利な相手に抵抗する手段が無くなるということですね。
②リバース要求だけどパワーに不安が残ること ですが、全ての効果が発揮されたとすると、桜ちゃんのパワーは14,000、小狼くんのパワーは13,000で、これは中々不安な数字です。
前に書いた通り、現在はL3帯でのパワーライン争いは重要になっているため、これらのパワーはギリギリ数字上相手のパワーを越えられるかどうかという程度になりがちです。 そのため何らかのパンプ手段は考えておきたいところです。
手軽なところで言うと、CLEAR桜を隣に置く、緑固着を使う、Maison de Tomoyoで桜ちゃんを出す、などでしょうか。
この辺りは今後のカード次第でもあるので今は何とも言えません。 今後に期待しましょう(便利ワード)

【単独のストブヒールとして】
ここまでセット運用前提で書いてきましたが、小狼くんはパワー11,000出るストブヒールとして単独で投入することも考えられます。
ストブヒールは通常の回復と散らして投入することで大きく効率を上げることが出来るので、緑が自然に入れやすいこと、共鳴桜により手札が増やしやすいことからCC桜における有用度は高めです。
他にも、次環境では艦これの回復メタ("暁型駆逐艦2番艦 響")が一定数現れることもあり、メタのメタとしてストブヒールの需要はそこそこ見込めます。


以上です。
【作者の自分語りコーナー】
更新が遅れたのは金曜日に仮面ライダージオウの映画を見てきたからです。
素晴らしい映画でした。