独断と偏見のヴァイスブログ

ヴァイスの話します

私は"一刀両断"派です

今日のカードは全て公開済みでした。 なのでこのカードの紹介をします。
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このカードの上の効果は、一刀両断もしくは霞互換と呼ばれています。
("一刀両断 雪子" "朝潮駆逐艦10番艦 霞")
強い互換と呼ばれることが多いですが、使ったことのない人へどう強いのか具体的に紹介しようと思います。
一刀両断効果についてだけ説明するので、下の共鳴能力やCCさくらとの噛み合わせなどについて今日カに出てきた時に回します。


この能力を要約すると、このカードがバトルに勝った時、自分以外のカードを後列の空いた場所へ移動させます。
この能力の強いところは主に3つ
①実質カードを1枚得出来ること
②バトルの負けを帳消しに出来ること
③後列向けのカードでもアタック出来ること
です。

①実質カードを1枚得出来ること
この効果で後ろに下げれば、返しの相手ターンでは基本的に倒されないため、次の自分のターンまた攻撃させることが出来ます。 すると自分のターンに新しくカードを出さなくてよくなり、手札を1枚節約出来ていることになります。 つまり攻撃を通すことで実質手札が1枚増えるのです。
ただし、L0のアタッカーを下げたものの、相手がレベルアップしてL1のカードが並び、有効なアタックが出来ずに結局アタッカーを出し直すことになっては意味がないです。 そういう意味で言えば、後列向きのカードを下げるのが最も有効と言えるでしょう。

②バトルの負けを帳消しに出来ること
この能力はレスト状態(横向き)にして後ろに下げる能力なので、リバース状態(バトルに負けた反対向きの状態)のカードを対象にするとターンが終わっても控え室に行かないので、バトルの負けを帳消しに出来ます。 また、ヴァイスの基本ルールとして『能力は出来るものだけ解決する』というものがあるので、後列に2枚カードがあった場合、横向きにする能力だけ解決されます。
具体的にこれがどう役立つかと言うと、パワーが同じだったり相殺能力を持ったりしてるカードで相打ちした時に、この能力を使うと実質的に一方的に勝ったことになります。
他にも、助太刀を使われると負ける面がある時、横でこのカードが勝てる盤面ならばバトルに負けた時の保険になります。
(リバースさせた時の能力とかは考えないこととします)

③後列向けのカードでもアタック出来ること
通常だと前列に出したくないパワーの低い後列向けカードでも、この効果を使えばアタックした後に後ろに下げられるため、アタック回数を増やした上で後列向けカードとしての役割も果たせます。
(①で書いた内容と被ってるせいで書くことなくなりました)


強い点ばかり述べましたが、このカードはリバース要求があるカードということを忘れてはいけません。 散々このブログでこき下ろしたリバース要求ですが、このカードもやはりその点が一番のネックとなります。
具体的に、移動やジョー互換(手札に戻る効果)によってスカされる展開に弱いです。 更に言えばこの互換が2019年始めに流行したことにより、移動とジョー互換の採用率は上がっています(メタゲームって奴ですね)

他にも、この効果を使うためには2パン以上する必要があるため、0のゲームスピードを上げる効果があります。 これ自体はメリットともデメリットとも言いがたいことですが。
相手が後攻3パンしてきた時の返し札として強いカードなので、スピードゲームに馴染むカードということは意識して、自分のデッキの特性、プレイングの癖と相談しながら使っていきましょう。


以上です。
なんかこの文章見たことある人居るかもしれません。
多分それは僕が書きました。